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マラウイ市ではまだ戦闘が続いている。火曜日にテロリストの攻撃があったが、今日は土曜日である。戦闘はすでに5日間も続いている。普通ならば、軍隊の派遣があって一両日以内に鎮圧されるのだが、フィリピン軍の機動力のなさ、中央から離れたミンダナオ島の南の出来事であり、政府の対応が遅いように感じる。戒厳令を発してもこのようなスローぶりである。

しかし、土曜日の午前中には大部隊が到着したようである。機械化された歩兵旅団(Mechanized Infantry Brigade)まで到着であるから、かなりの規模になったようだ。

一つのTwitter を発見する(https://twitter.com/chiarazambrano)。そのTwitter によれば、トラックが止められて、19名の乗客が人質となり、のちに処刑された。ひとりは逃げ出したが、やはり射殺されてしまったそうだ。そのほか、遺体の写っている画像もアップされていて、現地の生々しさが良くわかる。

トラックが襲われる

報道によれば、現段階で、31名のテロリストが射殺されたそうだ。そのうち6名はマレーシア人とインドネシア人だそうだ。つまり、今回のテロリストは国際的な広がりを示している。政府側は13名の犠牲者(11名が兵士で、2名が警察官)だそうだ。市民の犠牲者はまだ確認できていないと聞く。

テロリストはキリスト教徒を選んで斬首して首を道路際に並べてから、退却したとも聞く。次第に鎮圧されているが、まだかなりの数のテロリストが町には潜んでいる。

ダバオ市は市をロックして立ち入り禁止とした。マニラもエストラーダ市長(元大統領でもある)は人の出入りについて厳重に警戒体制をとっている。

さて、ドゥテルテの戒厳令であるが、自由党は批判的である。マルコス時代に戒厳令が悪用された記憶がまだ生々しいのであろう。さらには、ジャーナリストが戒厳令に関して、ラモス元大統領にも意見を聞いていた。ラモス元大統領も戒厳令は反対である。

戒厳令は60日間であるが、60日後、延長となるのか、それとも解かれるのか、現段階では予断を許さない。