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マラウイ市でテロリストの攻撃があり、フィリピンでは大騒ぎになっている。ミンダナオ島の南ラナオ州マラウィ市で、テロリストの集団が刑務所や病院や教会を襲った。刑務所の囚人107名を解放して、町の各所に火を放ったそうだ。

また、教会でキリスト教徒が首を切られたという情報もある。テロリストたちは教会に火を付けて、人々を捕まえる。その人間がイスラム教徒かキリスト教徒か分からない場合は、コーランの一節を暗誦するように要求する。暗誦できないとイスラム教徒でないとして、首を切っているという話だ。

ミンダナオ島南部のマラウイ市

ドゥテルテ大統領はロシア訪問の途中であったが、予定を早く切り上げてフィリピンに大至急で戻る予定である。

そして、大統領は、ミンダナオ島全土に、戒厳令を発したのであった。その場での射殺、令状なしの逮捕を意味する。戒厳令はマルコス大統領の時代に濫用された記憶がフィリピン人の心の中に残っており、必ずしも戒厳令を歓迎するわけではないが、今回は仕方がないという雰囲気だ。

ミンダナオ島のイスラム教徒は北部にキリスト教徒が移住してきて、自分たちの領域が次第に侵食されてきたと感じている。その意味で、イスラム過激派が支持を受ける土壌がある。

今回の戒厳令が早々に解除されて、フィリピン社会に平和が戻ることを願う次第だ。