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2016-07-10

新大統領のドゥテルテは5名の警察幹部が麻薬シンディケートと関与していると公表した。その5名とその役職は以下の通りである。

(1) Former National Capital Region Police Office (NCRPO) chief Director Joel Pagdilao
(2) Supt. Bernardo Diaz of Police Regional Office 6
(3) Former Quezon City Police District (QCPD) chief Edgardo Tinio
(4) Retired police officers Deputy Director Gen. Marcelo Garbo Jr.
(5) Chief Supt. Vicente Loot

この発表はかなりの衝撃を国民に与えたのである。(1)(2)(3)は現役の幹部であるが、大統領はその場でかれらの職を解いた。(4)(5)はすでに退役した幹部である。

もしも彼が犯罪と無関係ならばこれは大変な名誉毀損であり、社会的な抹殺に該当する。ドゥテルテも100%間違いなしという証拠を握っているから公表したのであろう。

警察は麻薬シンディケートの中に、情報提供者をたくさん放っているので、誰がシンディケートとつるんでいるかだいたい分かっている。また、麻薬を諸外国から運んで来るので、そのルートはCIAも知っている。CIAからも色々な情報がフィリピンの警察に入ってくる。シンディケートは身を守るためにも、警察の中に内通者を作ろうと必死である。

だいたい、誰が警察の内通者であるか、だいたいは見当は付くのである。前大統領のアキノは意図的にそのような情報を無視したのであろう。その意味で、職務放棄をしたことになる。この点で前大統領を起訴すべきとの意見もあるようだ。

さて、これらの警察幹部の調査が始まるのだが、どうなるか。シンディケートの中では、あまりに知りすぎた人間の殺戮が始まっているそうだ。

とにかく、毎日数十人単位で容疑者が逮捕に「抵抗した」という理由で射殺されている。今後、どうなるのか。なお、ドゥテルテは毎週ふるさとのダバオとマニラを往復している。彼は一般の人と同じように搭乗の際には手荷物や身体検査をうけるし、座るのはエコノミーの座席である。このあたりは、今までの大統領との違いは驚くほどである。

演説で5名の警察幹部の名前を公表する。
演説で5名の警察幹部の名前を公表する。