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2015-12-11
フィリピンは若い国と言われている。何を持って若い国というのか、それは若い人が多い国が若い国なのだ。日本とフィリピンを比べてみるとそれが一目瞭然だ。国民のトータルの平均年齢が23.5歳なのだ。一方の日本は平均年齢が46.1歳である。
さて、高齢者の比率だが、日本は25,8%であり、だいたい4人に一人がシニアである。さて、フィリピンはその数字は4.5%である。
若い人が多くて働く。そして所得を持ってくる。国は豊かになっていく。しかし、シニアが多くなれば、国が年金という形で食べさせることになる。シニアたちは所得を生み出すことはない。国は貧しくなっていく。
今から、30年前は日本とフィリピンの経済格差は歴然としていた。しかし、日本はだんだんと追いつかれている。たしかに経済格差はまだある。その差はかなり狭まった。フィリピンでも自家用車を持っている人がかなり増えた。
フィリピンと日本の総人口は同じぐらいか、ともに一億プラスの人口である。しかし、こんなにも年齢別人口構成が異なると、フィリピンが日本を追いつくのは時間の問題かとも思う。働かないシニア100名は、働く若者10名に対して、富を生み出すという点では対抗できない。
日本の将来は外国に投資して、その利息で生きていくことであろう。老人たちは金融資産で生きていくが多いが、日本は国全体でそのように模様替えをする必要がある。
