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2015-12-09

先日から中川友康著『フィリピン留学』という本を紹介している。今日は、フィリピン人講師の質について、この本に基づきながら説明をしてみたい。

まず、フィリピン人講師の多くはこの国のエリートであるということだ。フィリピンでは格差社会である。金持ちの子弟だけが英語教育の充実しているエリート学校に行くことができる。そこでは徹底的に高度な英語教育を受ける。日本では考えられないほどの高い水準の英語教育である。

また、フィリピンの水準では、語学学校は高い給与を与える企業である。高い給与水準に惹かれて、多くの優秀な若者が応募してくる。学校側としては、厳選するのである。それは第一次試験や面接を受けて、第三次試験・面接がある場合がある。難しい試験・面接をくぐり抜けてきた優秀な若者が講師となるのである。

また、講師の年齢も比較的に若い人が多い。受講者と年齢的に近い。これが欧米系の語学学校だと講師は40代から50代が多い。この比較的に高めの年齢だが、この人たちは必ずしも長い間英語教育に携わってきたのではない。他の仕事をしてきて、最近英語講師を始めたという人も多い。

(余談だが、私がある地方都市で英会話学校に通っていたときは、講師は30代のアメリカ人男性だった。その人は数年前までレストランでコックをしていた。また別の男性は船の音楽バンドのメンバーであった。私の年齢だとそのような社会体験豊かな人との会話も楽しめるが、若い日本人の受講者にとっては、講師は年齢的に近い方が気持ちが通じ合うので好都合かもしれない。)

この本の32ページでは、フィリピン留学と欧米留学ではどれ位英語の伸び率に差があるかという質問に対して、ずばり2~3倍の差があると答えていた。要はマンーツーマン形式の授業だと覚える速度に相当の差があるのだ。そんなことで、若い人は(もちろん年配の人も)、フィリピンでの英語留学を考えてほしい。

photo credit: Calesa via photopin (license)
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