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2015-01-15

フィリピンの葬式について若干補足する。フィリピンでも最近は火葬 cremation が徐々に増えている。しかし、土葬に関してもかなり根強く希望者がいる。金持ちは生前に土地を買っておいて自分の永遠の休息地を確保しておく。しかし、貧しい人々は、土地をレンタルで借りて、そこに家族を埋める。2年ほどしたら、レンタルの期限がくるので更新料としてまたお金を払う。しかし、払えないと家族の遺体は放り出されてしまう。

hero’s burial について11月23日のブログで述べた。若干の補足をする。第二次世界大戦に参加した兵士はフィリピン政府から優遇を受けている。同時に、アメリカ政府からも優遇を受ける。妻には年金が支給されて、子供達には大学を終了するまでの授業料が支給される。第二次世界大戦中のフィリピン兵士は自国の兵士と同じように扱われていた、それだけにフィリピン兵士の忠誠心は大したものだったのだろう。一方、日本軍を支援する組織としてマカピリ(Makapili)がいたが、彼らや彼らの家族には日本政府からは何ら支援はなかった。年金支給などは勝者のアメリカの余裕であろうか。

さて、第二次世界大戦に参加した退役軍人たち (war veterans) は the Libingan ng mga Bayani で葬られる権利がある。その場合は、場所を購入するのではなくて、政府から無償で支給されるのである。また、妻たちも死後は一緒に葬られていたのであるが、アロヨ大統領の時代に妻にはその場所で葬られるのは許可されないことになった。そのために、兵士の家族たちは憤慨をしている。

お墓を掘るのは結構深く掘る。2メートル以上の深さか。ちょうど棺桶の大きさだけ掘る。穴掘り人夫(digger, フィリピノ語では sepultureroと言うがスペイン語由来)たちは器用に穴を掘っていく。