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uncle [アンクル、アンケル]  おじ Uncle Hermen, be relaxed. Please think this is your house. 「ヘルマンおじさん、リラックスして下さい。ここをおじさんの家と考えて下さい」 おじuncle、おばauntは、ほとんど家族の一員であり、甥nephew、姪nieceからは親のように慕われる。フィリピン社会では親族間のつき合いが日本よりはるかに緊密である。uncle, auntの代わりに、タガログ語のtito (tiyo), tita (tiya) が使われることもある。また近所の人が親しくなってuncle, auntと呼ばれ、家族同様の扱いを受けることがある。familyという概念が日本よりもはるかに広い。

under the saya [アンダーダサヤ] 女上位、恐妻 (スペイン語saya「スカート」より) Mr. Toledo has a reputation that he is always under the saya. 「トレド氏は恐妻家であるという評判がある」 

UP [ユーピー]  フィリピン大学 (University of the Philippines の略) UP is one of the most prestigious universities in the Philippines. 「フィリピン大学はフィリピンで最も権威ある大学の一つである」

up for you [アップフォユー] 君に任せる  O.K. It’s up for you. 「OK. 君に任せるよ」 標準英語ではIt’s up to you.

utang na loob [ウタンナロオブ] 恩義 One who has incurred an utang na loob is expected to repay the recipient when the latter needs help.「恩義を受けた人は、恩人が困ったときには、恩を返さなければならない」(Tabor 1984:83)  utang na loobはthe debt of gratitude (恩義)としばしば英訳される。しかし、フィリピン人どうしの会話のときに、この the debt of gratitude では、すわりが悪いと感じられ、utang na loob がよく使われる。フィリピン社会では借りた恩義は返すのが当然とされ、フィリピン社会を理解する上で重要な概念である。