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ドゥテルテはアメリカ軍との共同演習を中止する意向である。彼は、あまり演習の効果はなかったと判断している。それは共同演習という名目だが、アメリカ軍が演習をする姿を、フィリピン軍はそれをただ見ているだけという演習だそうだ。アメリカ軍は武器や装備品などをフィリピン軍に供与するどころか、触らせもしなかったということだ。

武器や装備品は中古であり、フィリピン軍に供与してくれてもいいではないか、とフィリピン軍は考える。しかし、Big Brothers は Little Brown brothers に何も提供してくれない。そんな共同演習が長く続いたそうだ。歴代の大統領はそんな共同演習の実体を公表しなかったが、ドウテルテは無駄な演習として公表して、今後はアメリカ軍との共同演習は中止するそうだ。

ドゥテルテはフィリピンの腐敗の原因を税金の徴収と予算執行の仕方にあると考えている。従来は各地から税金を集めて、中央政府がそれを再配分するという形態であった。ドゥテルテはこの方式に腐敗の原因があったと考えている。税金が集められ最配分される過程で、多くの仲介者がお金を抜き取る、つまり腐敗が生じたと考えている。

それを防ぐために、彼はフィリピンを連邦制(federalism)にしたいと考えている。税金は連邦政府が各自で集めて各自で使う制度にする。その場合は税金の徴収と再配分のプロセスが短くなり、腐敗が生じる可能性が低くなると考えている。これも卓見であろう。そして、中央政府の役割は外交と国防が主たる仕事となる。なお、連邦制になれば、南部のムスリムの地域は自治権が与えられる、これはムスリムたちも大歓迎のはずだ。

現在のところ、彼の支持率は極めて高い。歴代の大統領は嫉妬心で彼を見ているのではないか。ドゥテルテの行動力は驚くほどである。そして、彼自身は質素な暮らしをしている。公務員に Live simple. 「質素な生活をしろ」と言い聞かせて、率先垂範している。彼は、フィリピンの革命児かもしれない。

photo credit: ahisgett The Ticonderoga-class cruiser USS Chosin via photopin (license)
photo credit: ahisgett The Ticonderoga-class cruiser USS Chosin via photopin (license)

 

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