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ドゥテルテが中国を訪問した。ドゥテルテはアメリカと疎遠にして、中国に接近を図っている。あるいは、計っているように見える。ドゥテルテはアメリカはフィリピンの大地主や資本家と深い関係を持つことで、フィリピンを間接的には搾取してきたと判断している。

ただ、国民はほとんどが親米的であると言えよう。中国に対する反感はかなり強い。国内では、中国系の住民が経済を牛耳っている。彼らは商売上手であり、互いに資本提携をしている。民族系資本はとうてい太刀打ちできない。そのために、中国系住民に対する反感は強い。誘拐事件なども多くは中国系住民だ。

国民はアメリカへの親近感は強い。あるいは、憧れに近い気持ちを抱いている。アメリカに行って稼いだ人の話を人々はよくする。アメリカは豊かさの象徴なのである。

ドァテルテは現実的な政治家である。単純に反米親中とは考えづらい。彼が考えているのは、麻薬を絶滅した後のフィリピンのあり方を考えていると思う。外国からたくさんの資本を導入したいと考えている。そのためには、アメリカに頼っては、従来のように、資本家経由で金が流れるだけで、フィリピンの一般の人には金が回らないと考えているようだ。中国からの資金ならば、一般大衆に還元しやすいと考えているのではないか。

ドゥテルテは国連やアメリカからの人権侵害の申し立てにイライラしている。彼の反対派が彼の麻薬犯殺害を克明に伝えて、それを受けて、国連やアメリカからの非難が来る。そのことを面白くないと感じている。

国連は中国を始めとする大国の人権侵害には黙っているが、フィリピンのような小国の人権侵害には大騒ぎをする、と彼は感じている。まあ、国連にとって、フィリピンならば、安心して責め立てることができるということになろう。その点では、中国は何もそんな野暮なことは言わない。また、同じ穴のムジナということになろう。

さて、ドァテルテはもうじき日本にも来ってくる。何が狙いか、とにかくフィリピンに投資してほしい、とニコニコ笑って話しかけてくるであろう。

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