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アメリカの大統領選挙は11月8日に行われる。現在はヒラリー・クリントンが優勢である。トランプはどうも過去の失言や法人税を支払っていなかったことなどが暴露されて次第に窮地に追い込まれている。

よく、トランプとドゥテルテが比較される。暴言とその歯に衣着せぬ言い方は共にセンセーショナルである。似た者同士と言われる。違いはドゥテルテはとにかくダバオの市長を経験して政治の世界を知っていることだ。

トランプはビジネスの世界の人間である。ビジネスの世界にいた時の暴言が次から次と暴かれているが、要はビジネスの世界での気楽な発言である。それはビジネスの世界では許されたとしても、政治の第一線に立つに人格的にふさわしい人物かが試されている世界では、不用意な発言になる。

ドゥテルテはかなり現実的な政治家だと思う。アロヨ元大統領に恩赦を与えて過去の争いをなくそうとしたり、共産ゲリラやイスラム過激派と和平交渉をしたりと動きが現実的である。また中国に接近して、うまくアメリカと中国という大国同士を競わせて実利を得ようとしている。

ただ、彼には政敵がいる。ドゥテルテの最大の弱点は人権問題である。政敵は国際社会に彼の人権違反を訴えている。そして、アメリカや国連から苦情が入るたびに彼は逆上して、不用意な発言をしてしまう。さて、1年後は果たしてどうなっているか、腐敗が一掃されて穏やかな国なっているか、注目したいところである。

photo credit: Cebu food droid #duterte via photopin (license)
photo credit: Cebu food droid #duterte via photopin (license)
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