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De Lima が上院の司法委員会の議長(Chairperson of the Committee on Justice and Human Rights)の座を去ることになった。 De Lima は議長の座に不適だとして、解任動議を一人の委員が提出して、投票が行われた。16名が解任に賛成して、4名が反対した。2名が棄権した。この結果、De Lima は議長の座を失った。

大統領の政策に真っ向から反対して、噛みついていたDe Lima がこれまで何回も発言の機会が与えられ、堂々と意見を述べることができたのは、やはりフィリピンが民主主義の国であるという印象を受ける。これが、中国や北朝鮮ならば、反対派には反論の機会は与えられずに即刻抹殺されるだけであろう。

De Lima は、先週、大統領のダバオ市長時代の暗殺団の一員であったと証する Edgar Matobatoという男を捜し出して証言させた。この男は自分が暗殺した場所はオフィスとか、マクドナルドだとか、場所の特定があやふやで信憑性に欠けていると言われている。Matobato が証言したのは、De Lima からの膨大な金額の受諾があったろうと噂されている。

今日は下院の司法委員会での調査会が De Lima に出席を求めている。そこには彼女に賄賂を渡したとされている麻薬関係者も証言することのなっている。しかし、彼女はこれはカンガルー法廷(Kangaroo Court)であると述べて、出席を拒否している。しかし、これは法的に強制性のある要請なのだから、出席を拒否すると逮捕されるのではないか。

彼女には、いろいろな噂がある。ある麻薬王の家に変装して何回も訪問していたそうだ。そして、警察の捜査方針などを何回も漏らして、見返りに膨大な報酬を得ているとのこと。本当かどうかは別として、前司法長官、つい先日までは上院の司法委員会の議長が、麻薬組織と限りなく黒に近い灰色関係であることは驚きである。

しかし、この女性は強いなと思う。英語は上手だし、堂々と意見を言う。こんな人が明晰な頭脳を国を破滅させる方向に使ったことがこの国の悲劇なのである。

頭を抱えるDe Lima
頭を抱えるDe Lima

 

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