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2016-08-29

ドゥテルテはアブサヤフとの戦いを命じた。大統領は就任以来、共産ゲリラ(新人民軍 New People’s Army)ならびにイスラム過激派との停戦を模索していた。ここに、ドゥテルテの現実主義者としての面が現れている。彼は過去は過去として忘れようと就任演説で述べていた。Bygones be bygones. である。

それでアロヨ前大統領を恩赦にして、マルコス前大統領の遺体を英雄の埋葬(hero’s burial)することを許可したのである。過去の紛争にケリをつけて、ドゥテルテは麻薬との戦いに全力投球しようとしたのである。

NPA(New People’s Army, 注 Wikipedia 日本版では New Peoples Army とアポストロフィーが付いてないが、これは付けるべきである)とは、ノルウエーのオスロで会談を開いていたが、このほど妥結したようで、停戦が発効した。

しかし、イスラム勢力のテロ組織であるアブサヤフとの停戦はうまくいっていない。18歳の少年が7月24日に誘拐されて百万ペソの身代金が要求された。しかし、彼の母親は10万ペソしか集められず、大統領に助けを求めていた。だが、少年の切断された首が見つかった。業を煮やし大統領は8月24日にアフサヤフへの攻撃を命令してすでに何名かの過激派メンバーは殺害されたとの報道がある。

長い間、フィリピンの治安の悪化の原因であったイスラム過激派との停戦を大統領は願っていたが、人質の殺害という事態を受けて大統領は、対決を決意したようである。

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