スポンサーリンク

2016-07-26

昨日、25日に新大統領ドゥテルテのSONA(施政方針演説)が行われた。簡単な演説かと思ったら結構長い演説だ。YouTubeで3部に分かれているが、合計すると1時間半ほどだ。最初は英語で演説してくれたので、内容をついて行くことが出来たが、だんだんとフィリピノ語(タガログ語)となってきて、理解が難しくなってきた。しかし、リラックスしての話になったようで、観衆からは笑いがあって、ユーモアあふれる演説になってきたようだ。

たくさんの招待客がいた。前大統領では、エストラーダ、ラモス、アラヨであった。アキノ前大統領は招待を辞退したようだ。演説ははじめは上院議長などを紹介して、それか前大統領たちを紹介していた。(アロヨがいたのは意外だった)。ドゥテルテのはじめの言葉は、過去の過ちを糾弾することに時間をつぶすのではなくて、前進すべきだと演説している。(このあたり、過去の大統領は、アロヨはエストラーダを糾弾して、アキノはアロヨを糾弾することで、政権を出発させたことと反対である)

犯罪と腐敗との戦いを第一のミッションと述べている。そして、警察にたいして、Do your job! 私は全面的にあなたを応援する。と述べている。Drug Rehabilitation の facilities を軍隊のキャンプ内に置くとも述べている。そして、彼の方法が人権を無視した方法であるという批判があることを意識して、But human rights cannot be used as shied or excuse to destroy the country. と述べている(人権を国を破滅する言いかけにするな)。

それから、長い間中央政府と戦いを続けていたイスラム教徒たちや共産主義者たちとも休戦を提案している(unilateral cease-fire)。平和をPeace of Dead ではなくて、Peace of Living と言っている。英雄的な戦いで、未亡人や孤児が増えるのは問題だと言っている。Muslim Brothers に対して、世紀にわたる戦いを終わりにしようと述べている。

あと、車の免許の有効期間は3年から5年に延長したりすると述べたり、実務的なこともずいぶんと目配りがされていると感じた。

私の感想は、もしかしたら、この大統領はフィリピンの救世主になるかもしれない、とちょっとドキドキした。今までの大統領とは全く違うことは確かだ。

duterte


ところで、前政権の法務長官のLeila de Limaがドゥテルテの方法は、人権無視だ。容疑者は due process を受けるべきだと唱えている。ところが、彼女が麻薬王と一緒に歌を歌い、その後、肘と肘を合わせる elbow to elbow をしたと、そのビデオがYouTube にアップしている。法務長官が麻薬王と仲良く歌う。恐るべき国、恐るべき腐敗である。

麻薬王 Herbert Colangco が Bilibid 刑務所に収監されている。刑務所内で彼の誕生日パーティが開かれた。そして当時の法務大臣がパーティに参加して、彼のために歌を歌い、歌い終わると彼の横に座り、なかよく肘と肘を合わせて友情の印を示している。刑務所内の一室を改造してパーティ会場にしているのだ。看守たちもたくさんの賄賂をもらっていることだと思う。ドゥテルテはこのような刑務所内でよく見られる情景を正そうとしているのだ。

elbow

スポンサーリンク