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2016-07-17

アキノ前大統領が6年前に大統領に就任したときは、国民の期待は高かった。その前のアロヨ大統領の不正・腐敗がひどくて、国民はクリーンアップしてくれる大統領を望んだのである。コラソン・アキノ元大統領の息子として、何かをしてくれると思ったのである。

しかし、期待は裏切られたと言えるだろう。「何もしなかった」「何も変わらなかった」というのが人々の率直な感想であろう。日本のような国では、特に首相が何もしなくても、何とか動いていく。しかし、フィリピンのような腐敗・犯罪が蔓延している国では誰かが強いリーダーシップを取るべきである、と考える人が多い。

現代のところ、ドゥテルテは仕事をしているようである。麻薬売人を殺害していると言うが、無差別に殺害しているのではなくて、リストに載っている売人だけが処刑されているようだ。もちろん、間違って殺された人もいるだろうが。

アキノ前大統領の人気が下がり気味で、おかげで母親や父親の人気も引きずられて下がっている。父親を記念して名付けれたニノイアキノ国際空港であるが、元のマニラ国際空港にすべきとの意見がでているそうだ。

(アキノ前大統領はマイクロソフトのゲームXboxが大好きで、2013年11月のレイテに台風が襲って大災害を及ぼしたときに、対応が遅れたのは、アキノがXboxに夢中だったからだとの噂がある。本当かどうか分からないが。)

ところで、ドゥテルテは、いまの空港が混雑しすぎているので、クラーク基地を国際空港として活用しようと考えている。米軍が去った後、有効活用されていなかった空港であるが、国際空港として活用されれば、それに越したことはない。パンパンガ地方の人々は、飛行機を利用するときは、わざわざマニラまで来る必要はなくなる。

ドゥテルテは庶民の抱える問題をよく知っていると評する人がいる。農民は灌漑用水を代金を払って購入していたが、これからは無料にするそうだ。アキノ前大統領の時代に有料になったのだが、これを以前のように無料にする。こんなところにも、彼の目配りの細かさが窺えるのである。

ドゥテルテは今71歳である。彼が人気をまっとうできるかは健康状態による。彼には娘サラがいて、気性は父親に似ているという。現在はダバオ市の市長をしているが、シェリフを殴り倒したりと男勝りである。ドゥテルテが成功したら、その時は、娘が次の大統領の職を受け継ぐかもしれない。

アキノ前大統領
アキノ前大統領
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