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2016-05-29

なかなか決着がつかなかった副大統領の投票の開票が終わり、フェルデナント・マルコスは破れて、ロブレドが正式に副大統領に決定した。

世論調査では、マルコスが有利とされていて、カウントの時には、現時点で政権を握っているアキノ派が自らの陣営のロブレドのために何か不正を働くのではという疑惑が常にあった。

そのこともあり、開票は慎重に行われて、5月9日の投票から三週間も経ってからようやく結果が出た。しかし、僅差であり、いずれにしても、マルコス一家の復権を象徴するような出来事であった。

クーデターでハワイに亡命してから、マルコスの一族はラモス大統領の時代に帰還を許可された。それ以降、本拠地のイロコス・ノルテ州を中心に復権が目立つ。ボンボン・マルコス(フェルデナント・マルコスの愛称)は上院議員だし、母のイメルダは同州の下院議員として3期目である。姉の Imee Marcos は同州の知事として3期目である。

とにかく、フィリピンは許しと寛容の文化であると言えよう。エストラーダはマニラの市長になっている。あんまり腐敗が糾弾されて長くは追求されない文化である。これも文化の一つのありかたであろう。

ところで、6月30日から大統領になるDuterte はアロヨに恩赦を与える意向を示した。しかし、アロヨはそれを拒否した。受け入れることは自分の罪を認めることになるからである。現在 veteran’s hospitalで治療中のアロヨであるが、その方がいいと考えたのであろう。やはり大統領にまでなった人間のプライドか。

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