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2015-11-14

フィリピンの古代文字であるBaybayin はマニラ周辺で自然発生したものではない。このあたり、どのようになっているのか興味を持っていたが、Tagalog, Baybayin というサイトを見つけて読んでみるといろいろな有益な情報を得られたので紹介したい。

二つの説があるようだ。一つはジャワ島の古代文字であるKavi文字から直接由来したとする説、それからブギス族が使っていた古代文字経由でフィリピンに入ってきたという説である。これは David Diringer という言語学者の唱えた説である。

ところで、このKavi 文字は東南アジアでは普遍的に使われていた文字のようである。西暦の600年-1500年の間に使われて他の多くの言語の文字の先祖となったのである。次は記述は A Philippine Leaf による。

さらに遡ると、このKavi 文字はインドのアショーカ王時代(紀元前200-300年 )のBrahmi文字にたどり着く。Brahmi文字はアショーカ王の布告がある。それをしたに記す。http://obo.genaud.net/dhammatalk/bd_dhammatalk/give_ear/brahmi.htm

Brahmi 文字はGrantha 文字へと進む。この文字は、Pallava時代に使われて、南インドではベーダ文学などに使われていた。Grantha文字は48の文字があり、それらは母音は全てに+二重母音も含んでいた。Grantha文字がスマトラにでも使われるようになった時は、このうち19文字が使われていて、さらにBaybayinでは、17文字が使われるだけであった。

なお、この当時紙はなくて、椰子の葉、竹、木の皮などにナイフや先のとがった筆記具で記したようである。

Asoka's edict at Girnar
Asoka’s edict at Girnar