スポンサーリンク

2015-01-20

法王フランシスがフィリピンを訪問した。1月15日から19日までの5日間の滞在であった。フィリピンはカトリック教徒が多くて、法王の訪問は常に大歓迎される。現在78歳でアルゼンチン出身の法王は英語とスペイン語で、人々に語りかけたのである。雨が降りしきる中だが、マニラのリサール(ルネタ)公園の行われた野外ミサには何と600万人が集まったという。一面ぎっしりと人々が集まり、万全を尽くすために、警察官はオムツを付けて、トイレにも行かないで警備に当たったそうである。

リサール公園に果たして600万人が入るのか疑問に思うのだが、どうだろうか。せいぜい60万人ぐらいが目一杯ではと思うのだが。主催者側の発表であるし、近隣の大通りに詰めかけた人々も合算しての数字だろうと思う。

法王フランシスは非常にsimpleな生活態度の人と聞く。名前は清貧な生活で有名なアッシジの聖フランシスから取ったのであり、はじめてのイエズス会出身の法王と聞く。法王は昨年のレイテ島のタクロバンでの台風の被害者を見舞うために、17日はレイテ島に飛んだ。あいにくレイテ島にも台風が来て(この時期の台風はフィリピンでも珍しい)、天候には恵まれなかったが、敬虔な市民がたくさん詰めかけて大変な騒ぎになった。イメルダ・マルコスもカッパ(capote)を着ての参加となった。

法王滞在中はマニラでは犯罪発生率は極めて少なくなったという。それだけ、人々は法王の存在を強く意識したのであろう。法王の演説は、フィリピンの現状を踏まえて、腐敗の是正、貧困の撲滅を呼びかけるものだった。法王の演説がフィリピンの政治の改革に少しでも役立てばと願うのだが。